自律神経が整ってないとホルモンバランスも崩れて肌トラブルの元になります
ニキビが顔や胸にはないはずなのに、背中のニキビだけが悪化している人も多いようです。顔にできるものと違い、背中ニキビは深刻化するまで気がつかない場合も多く、気付いた時には慢性的な症状となっていて、治療が長引くことがあります。かゆみや痛みがひどい場合は、専門医を頼りましょう。炎症がひどくなり重症化してしまうと、ニキビ跡が残ることにもなりかねません。背中ニキビの予防や対策を考えるとき、バスタイム（お風呂嫌いにとっては、苦痛で面倒な時間でしかありません）に大きな原因があります。洗顔には気を配るものの体を雑な洗い方をしている人は要注意です。背中ニキビは、自分からは鏡を二枚駆使して見ないかぎり、見つけることが出来ないのに、首と背中が開いた服を身に付けると、すさまじく人目についてしまう、すこぶる面倒くさい肌トラブルです。背中ニキビの改善や予防のために摂ることをオススメする栄養素としては、ビタミンB群に注目です。豚肉を開始して、レバー、乳製品などに含まれるビタミンB2、カツオやマグロに、鶏ささみなどにも含まれるビタミンB6には、皮脂分泌を抑える作用があります。かぼちゃ・にんじんに含有されたたっぷりのビタミンA、ゴマや玄米に含まれる亜鉛、レモンやイチゴに入ったビタミンCは、粘膜や肌を健康に保ち新陳代謝を促進します。大人（いつまでもなりたくないと考える人も多いかもしれません。なにかと束縛されていると感じることも多くなるものです）になってから発症した背中ニキビは、規則的な生活が送れていなかったり、睡眠が足りていなかったり、食生活（必要に迫られて、改善を余儀なくされることもあるでしょう）が乱れているときなどにできやすくなります。自律神経が整った状態でないと、ホルモンバランスも崩れて、肌トラブルのもととなります。まずは生活を見直してみましょう。ビタミン類を積極的に摂るなど栄養バランスにも注意し、規則正しく日々を送り、しっかりと眠ることが重要です。背中ニキビができる原因としては、肌の乾燥、睡眠不足や疲労という物理的ストレス、さらに精神面からくるストレスです。大きなストレスを受けることで、自律神経のうち交感神経が活発になります。交感神経が優位になると男性ホルモンが過剰に分泌され、本来のホルモンバランスが乱る問題が発生します。男性ホルモンは皮脂分泌を促し、角栓の発生に加え、毛穴の縮小を引き起こします。背中を洗うとき、綺麗にしたいからといって、垢すりタオルやボディブラシでゴシゴシ洗いをしてはいけません
マラセチア菌は皮脂を好みます
強い刺激を与えて肌のバリア機能を弱めたり、すでに背中ニキビができている場合には、傷を付けてもっと炎症指せてしまいます。汚れや余分な皮脂・古い角質などはきれいにしなければいけませんが、こすり過ぎないように気を付けましょう。背中ニキビを治すには、大人（いつまでもなりたくないと考える人も多いかもしれません。なにかと束縛されていると感じることも多くなるものです）ニキビと同じようにビタミンC誘導体成分入りのローションや化粧水（高ければ美肌効果があるというものではなく、人によって合う合わないがあるでしょう）で保湿、毛穴をふさぐ角質をピーリングすることが中心になります。ピーリングはクリニックでしてもらうだけでなく、自宅でもでき、簡単に行えます。お風呂に入る際ににピーリングローションを使ったら、古い角質を除去するだけでなく、薬剤を肌にのこさず落とせます。お風呂上がりにしっかりと保湿することが大事です。肌の新陳代謝が活動的になる午後10時から午前2時に、充分睡眠をとるのはストレスをカットしてくれます。多大なストレスがかかると交感神経が活発化して、背中ニキビを誘発する糖質コルチノイドが生成されます。清潔な寝具を使い、そこでしっかり眠ることは、ストレスをやわらげることにもなりニキビ発生をも防ぐうれしいニキビ予防法です。人には誰しも、皮膚にマラセチア菌という常在菌が棲んでおり、このマラセチア菌は皮脂を好んでいます。内部に皮脂が詰め込まれた白ニキビは、マラセチア菌にとって絶好の環境。ニキビの内部へマラセチア菌が侵入すると、皮脂を蓄えながら皮脂が含むトリグリセリド（中性脂肪）を遊離脂肪酸という刺激物質に変容指せてしまうのです。背中を開始して、二の腕やお尻、太もも、ふくらはぎなどにブツブツができている場合には、毛孔性苔癬の可能性があります。またの名を毛孔性角化症といい、古い角質の肥厚化が原因です。ニキビと似てはいますが、大きな違いは細菌による炎症ではない点です。遺伝的要素からくる原因が強く、年をとるごとに自然に完治する場合も多いといわれているのです。