背中ニキビの治し方

背中にできたニキビの治し方や予防策、ニキビ跡の消し方について紹介します。背中ニキビに悩んでいる方に参考になる情報をお届けします。
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背中ニキビの発生には肌の乾燥や睡眠不足が原因

背中ニキビの発生には、肌の乾燥や睡眠不足、また疲労といった物理的なストレス、そして、精神的ストレス。

大きなストレスによる負荷がかかると、自律神経のうち交感神経が活発になります。

交感神経が優位になった場合、多量に男性ホルモンが分泌されるようになり、ホルモンバランスの正常値が崩れてしまいます。

男性ホルモンは皮脂を分泌させる作用を強め、角栓の発生、さらに毛穴の縮小まで引き起こす性質を持っています。

ニキビが顔や胸にはないはずなのに、背中にできたニキビだけが悪化する人も多いようです。

顔や胸にできるニキビと違って、背中ニキビは気がつくまで時間がかかる場合も多く、気付いた時には慢性的な症状となっており、治療が長引くことがあります。

かゆみや痛みが強く感じられるときには、専門医を頼りましょう。

炎症が強かったり重症化してしまうと、ニキビ跡が残ることにもなりかねません。

背中ニキビの予防や対策を考えるとき、はじめに挙げられる要因がお風呂です。

丁寧に洗顔していても体のほうはそれなりだという人はご注意を。

背中ニキビは、自分からは鏡を二枚も使って見でもしなければ、なかなか見つからない割に、首と背中が開いた服を身に付けると、他人の目にはしっかり映る、とても面倒な肌トラブルだと言えます。

人間すべての皮脂にはマラセチア菌という常在菌の棲家となっており、これらは皮脂を好むという性質を持っています。

白ニキビの内部には皮脂が閉じ込められており、マラセチア菌にとって絶好の環境。

ニキビ内にマラセチア菌が入り込むと、大量の皮脂を餌にどんどん増殖し、皮脂に含まれるトリグリセリド(中性脂肪)を遊離脂肪酸という刺激物質に変容させてしまうのです。

背中ニキビのない背中を保つために摂るべき栄養素は、ビタミンB群に注目です。

豚肉をはじめ、レバー、乳製品などに含まれるビタミンB2、カツオ、マグロ、鶏ささみなどが含有するビタミンB6には、皮脂分泌を減らす効果があります。

かぼちゃ・にんじんに含まれる豊富なビタミンA、ゴマや玄米が含む亜鉛、レモンやイチゴに含まれるビタミンCは、粘膜や肌を健康にし、新陳代謝をアップさせます。

背中を洗うときは、汚れが気になるからとはいえ、垢すりタオル、ボディブラシを使ってゴシゴシと洗ってはいけません。

強い刺激を与えて肌のバリア機能を弱めたり、すでに背中ニキビができている場合には、傷を付けて炎症を悪化させてしまいます。

汚れ、余分な皮脂、そして古い角質などはきれいにしなければいけませんが、こすり過ぎないように気を付けましょう。

背中ニキビを治すには、大人ニキビと同じようにビタミンC誘導体を保有したローションだったり化粧水によって保湿し、毛穴にフタをしている角質を取り去るためにピーリングが中心になります。

ピーリングはクリニックでしてもらうだけでなく、自分でも簡単にできます。

バスタイムにピーリングクリームを使えば、古い角質を取り除き、さらに薬剤を肌に残さず済みます。

入浴後は保湿をしっかりと行うことも大切です。

背中、二の腕、お尻、太もも、そしてふくらはぎなどにブツブツができてしまっているのは、毛孔性苔癬の可能性があります。

毛孔性角化症と呼ばれることもあり、原因は古い角質がぶ厚くなってしまっていることです。

ニキビと似てはいても、大きく異なるのは細菌が起こす炎症ではない点です。

原因としては遺伝的要素が強く、年齢を重ねていくうちに自然に治るケースも多いと言われています。

肌の新陳代謝が活発になる午後10時から午前2時に、しっかり睡眠時間を設けることはストレスを減らすことになります。

ストレスが溜まると交感神経が刺激されて、背中ニキビを導く糖質コルチノイドが発生します。

清潔な寝具で十分な睡眠をとることは、ストレスをやわらげることにもなりニキビもできにくくする一石二鳥のニキビ予防法です。

大人になってから発症した背中ニキビは、規則的な生活が送れていなかったり、睡眠が足りていなかったり、乱れた食生活などが原因となっています。

自律神経の乱れが起きると、ホルモンバランスも崩壊し、肌トラブルに繋がります。

とりあえず生活を見直してみましょう。

ビタミン類を多く含んだ食事をなど栄養バランスにも気をつけ、不規則な生活をやめ、充分に眠ることが肝心です。

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