背中ニキビの治し方

背中にできたニキビの治し方や予防策、ニキビ跡の消し方について紹介します。背中ニキビに悩んでいる方に参考になる情報をお届けします。
トップページ > 刺激を強く与えることで肌のバリア機能が低下
ページの先頭へ

背中を洗うときは、汚れを落とすためとはいえ

背中を洗うときは、汚れを落とすためとはいえ、ナイロンタオルやボディブラシを持ってゴシゴシと洗ってはいけません。

刺激を強く与えることで肌のバリア機能が低下したり、すでに背中ニキビができている場合には、傷を付けることで炎症をさらに悪化させてしまいます。

汚れ、余分な皮脂、そして古い角質などはきれいにしなければいけませんが、こすり過ぎないようよく注意しましょう。

背中ニキビの予防・対策方法については、まず挙げられる原因は、お風呂にあります。

洗顔には気を使うけど体のほうはそれなりだという人はご注意を。

背中ニキビは、自分からは鏡を二枚も使って見でもしなければ、なかなか見つからない割に、タンクトップなど背中が露出する服装をすると、他人からは結構目立ってしまう、すこぶる面倒くさい肌トラブルです。

背中をはじめ、二の腕やお尻、太もも、ふくらはぎなどにブツブツしたものができているときには、毛孔性苔癬であることもありえます。

毛孔性角化症ともいい、古い角質の肥厚化が原因です。

ニキビと似てはいても、細菌による炎症ではない点が大きく違います。

その要因は遺伝的要素が強く、年齢を重ねるたびに自然に治るケースも多いようです。

大人の背中ニキビは、不規則な生活を送っていたり、睡眠不足、食生活の乱れが積み重なって引き起こします。

自律神経の乱れが起きると、同じくホルモンバランスも崩れて、肌トラブルに繋がります。

ひとまず不規則な生活を見直してみましょう。

ビタミン類を多く含んだ食事をなど栄養バランスにも気をつけ、日々規則正しく過ごし、よく寝ることが大切です。

人間の皮膚にはマラセチア菌という常在菌の棲家となっており、このマラセチア菌は皮脂を好んでいます。

中が皮脂でいっぱいになった白ニキビの内部は、マラセチア菌にとって絶好の環境。

ニキビの中へマラセチア菌が入り込むと、たくさんの皮脂を食べながら増えてゆき、皮脂の成分の一つであるトリグリセリド(中性脂肪)を遊離脂肪酸という刺激物質に変えてしまうのです。

背中ニキビができる原因としては、肌の乾燥や睡眠不足、また疲労といった物理的なストレス、そして精神的ストレスです。

大きなストレスを受けることで、交感神経が自律神経のなかでもっとも活発になります。

交感神経が活発になると、男性ホルモンの分泌が過剰になり、本来のホルモンバランスが乱る問題が発生します。

男性ホルモンは皮脂を分泌させる作用を強め、角栓の発生、さらには毛穴の縮小を引き起こすのです。

ニキビが顔や胸にはないはずなのに、背中のニキビだけが悪化している人も多いようです。

顔にできるタイプのものとは違い、背中ニキビは気づきにくいケースも多く気付いた時にはすでに慢性化し、長い治療が必要となることがあります。

かゆみや痛みが強く感じられるときには、専門医を受診することをおすすめします。

炎症がひどくなり重症化してしまうと、ニキビ跡を背中に残してしまうかもしれません。

背中ニキビを治したり、防ぐために積極的に摂りたい栄養素としては、ビタミンB群です。

豚肉やレバー、乳製品などがもつビタミンB2、カツオやマグロ、そのほか鶏ささみなどに含まれるビタミンB6には、皮脂分泌を抑えるよう働きます。

かぼちゃ・にんじんに含まれる豊富なビタミンA、ゴマや玄米に含まれている亜鉛、レモンやイチゴがもつビタミンCは、粘膜や肌を健康にし、新陳代謝をアップさせます。

背中ニキビの治療は大人ニキビと同様に、ビタミンC誘導体成分入りのローションや化粧水での保湿、毛穴をふさぐ角質をピーリングすることが中心になります。

ピーリングはクリニックに限らず、自宅でもでき、簡単に行えます。

お風呂に入る際ににピーリングローションを使えば、古い角質をオフし、その上薬剤を肌に残さず済みます。

入浴後に保湿を欠かさず行うことも重要です。

肌の新陳代謝が活発になる午後10時から午前2時に、しっかり睡眠時間を設けることはストレスをカットしてくれます。

多大なストレスがかかると交感神経が活発化して、背中ニキビを導く糖質コルチノイドが生まれます。

不潔さのない寝具で十分に寝ることは、ストレス緩和にも役立ちニキビが発生しないようになるこの上ないニキビ予防法です。

Copyright (c) 2014 背中ニキビの治し方 All rights reserved.